こんにちは、雪月堂です。
本日はやる気を出す方法について、自戒も込めて語ってみたいと思います。
私のもともとの職業はチェック系のオペレーターです。
この仕事、慎重なタイプの人には結構向いていて、
根が神経質な私は当時天職とさえ思っていました。
それを何故やめたかというと、本来の仕事以外の面で色々あったからなのですが。
さて、いろいろあって退職して、次に何をやろうかと思った時にハタと困りました。
求人を見ていても
「あ、これはできないわ」とか「やってもあんまりメリットがないかもなぁ」
と、マイナス面ばかりが気になってしまうのです。
それでも最初はよかったのですが、その状態で日が経っていくと、
自分でも驚くほどにやる気がなくなってきてしまったのです。
仕事がないことも問題でしたが、やる気のなさはもっと問題でした。
なにしろ、何もしないままボーっとして日が過ぎていくばかりで、雰囲気は怠惰そのもの。
面接でもその雰囲気は出てしまいますから、求職云々以前の問題です。
さすがにのっぴきならなくなってきたので、自分の思考パターンを考えてみたところ、
・枠にはめて考えすぎ
・やってもいないことを心配し過ぎ
といったところに問題があるように思えました。
そこで、とりあえずやれることは敢えて後先を考えずにやってみることにしました。
とりあえず仕事がないのは事実なので、家にいてできることをいくつかピックアップし、
興味が湧くままにひたすらやる。性格上心配事も頭に浮かびましたが、無視。
求職自体は続けつつ、見込みが少しでもありそうなことはとにかく実行。
資格や色んなアプリケーションの利用、その他とりあえずやってみたかったこと…
そうこうしているうちに、いつの間にか嫌な倦怠感が抜け、
意外にやる気がでていることに気が付いたのです。
この「とにかくやってみる」というのは、脳の仕組みの上でも悪くない方法らしいです。
ハマって楽しめるようになれば、やる気を出す方向に自然に行く傾向にあるみたいですね。
なにより、難しい理屈が要らないので、はじめるのが簡単なのもメリットです。
1点だけ注意すると、あまり手を広げすぎない事。
私も慣れない頃やってしまったのですが、あまりに多くのことを一度にやろうとすると、
結局こなせずにかえって無力感が湧いてきてしまいます。
こうなるとやる気どころではないので、まずは思いついたことを優先順位づけして、
ひとつひとつこなしていくことをお薦めします。
正直な所、確かに行動を起こすに当たっては、慎重な分析は本来必要だと思います。
けれど、それが足かせになってやる気を失うところまで来ているなら、まずはそれを解消する方が先決です。特に元々慎重な人は、このパターンにハマりやすいと思うので。
やる気さえ出てくれば、視野も広がってきますから、
ドツボにハマったと思ったら、今やれることからどんどんやってみるといいでしょう。
そうやって手をつけていく中で、色々な解決策も見えてくるものだと思います。
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