こんにちは、雪月堂です。
昨日は大雪で、私の家のまわりも一面雪景色になっています。
さて、こんな日は外に出たくないものですが、
私は先ほど敢えて外にでてきました。
実際のところは、買い物にいかないと何も食べ物がなかったという
どうしようもない理由なのですが。
いざ出かけてみると、そこかしこに癒される光景を
見つけることができました。
子供たちははしゃいでいるし、
それを見つめる親御さんも不思議とにこやかです。
すれ違う人たちにしても、歩きづらそうにしながらも
意外にまんざらでもない顔をしている人が結構いました。
中には足元がぐちゃぐちゃになって
本当に途方に暮れている人もいましたが。
もちろん、雪国の方からしたら、雪なんてうっとおしいだけでしょう。
また、生活が危ぶまれるレベルまで積もってしまったら、
こんなことは言っていられません。
私自身、昨日は電車が止まってそんなことも言っていられなかったです。
けれど、これくらいで済んだのだったら、
降りやんでしまえば、これはこれで結構楽しい面もあるものです。
ただの街歩きで癒されるという意味では、
雪の日はある意味一番手っ取り早く、
癒しを得る機会なのかもしれません。
その点からいうと、自分から雪を見に旅にでてみるのも、この季節の悪くない楽しみです。
南国出身の、雪に対して「珍しいもの」という概念を持っている人だけが対象ですが…
北国に行けば、川端康成さんの『雪国』にある
「トンネルを抜けると雪国であった」
というフレーズそのままの景色が、ギミックなしで眼前に展開します。
それをみてたら、日々のちょっとした悩み程度なら、なんともちっぽけなものに思えてくるかも。
雪で電車が止まったりといった可能性はありますが、
そこまで織り込んでスケジュールを立てれば、決して悪くありません。
ただ、言うまでもないことですが、雪というもの、それ自体が決して安全なものではないのは事実です。
特に北国の人たちが雪を嫌うのはそれに見合う理由があるからで、
事情を知らない南国生まれの人の場合、下手な行動をとったら思わぬ事故につながりかねません。
また、そこまでいかなくても、単純にすべりやすいというだけでも十分危険です。
足元には十分にお気をつけて。
さて、かくいう私も、今から別件でちょっと出かけなければならないので、
少々ひるんでいるところです。
靴はすでにさっきの外出でぐちゃぐちゃだしなぁ。
どうしよう。
明日以降、できるだけ早く溶けてくれることを祈りたいです。
最後の段落で説得力が皆無になりましたが、
見ないふりをしていただけたら幸いです。
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