旬ラボ

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「コミック・アニメ感想(サスペンス)」の記事一覧

小幡文生『シマウマ』感想 復讐物の枠を超えたバイオレンスさ

かつてはヤンキー漫画中心の青年コミック誌として有名だった『ヤングキング』(少年画報社)ですが、しばらく読んでないうちにどちらかというとアンダーグラウンド全般を扱うようになっていたようで、かなり強烈なコミックが軒を連ねるよ […]

メタルK(巻来功士)感想 これが少年誌?早すぎた極悪復讐漫画

ご存知の方も多いと思いますが、ジャンプには「10週打ち切り」というシステムがあります。人気投票が毎週行われ、最下位になった作品はどんどん打ち切られていくというアレです。 このシステムの関連上、ジャンプには、単行本全1巻( […]

不愉快さの極北 河野那歩也『監禁嬢』感想 

たまたま読んだ作品なんですが、かなりヤバかったのでご紹介。 河野那歩也さんの『監禁嬢』です。ジャンル的にはサイコサスペンスになるのかな。 高校教師・岩野裕行が突然あらわれた女に監禁されるところを端緒として、日常が反転する […]

フラワーズ(奥瀬サキ)感想…ダークさを極めた詩的作品

奥瀬サキ氏というと、その寡作っぷりにも関わらず、マイナーではあるけれど天才的な漫画家として不思議な立ち位置を保ち続けていることで固定ファンがついている作家さんです。昔、ダヴィンチに相当熱のこもったインタビュー記事が載って […]

暗黒ライトノベル『されど罪人は竜と踊る』(浅井ラボ)感想

ライトノベルというと、大体において想像するのは、ラブラブハッピーな萌え系ラブコメディーか、萌え要素含むファンタジーもの、といったところでしょう。 最近ではかなり細分化されて哲学的なもの、ダークなものなどさまざまなバリエー […]

『土竜の唄』三池祟史監督で映画化。おバカエンターテインメントな原作を解説!

ビッグコミックスピリッツで連載中の『土竜の唄』。 生田斗真さん主演、三池祟史さんが監督で2014年には映画化もされました。 三池祟史さんは国内アクションでは重鎮です。 とはいえ割と怪作も多く、ときどき明後日の方向に全力疾 […]