旬ラボ

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「コミック・アニメ感想(恋愛・萌え)」の記事一覧

「かわいいだけ」には絶対的な価値がある『スライムライフ』

登場人物がただただかわいい「だけ」の作品、というのがあります。 ストーリー展開などは二の次、とにかくキャラのかわいさだけで押し通すタイプの作品。 いわゆるヤマなし、オチなしの典型のような作品群です。 こういう書き方だとあ […]

高木さんのギャルバージョン?『やんちゃギャルの安城さん』が何気に凄い件

ここ数年の萌え漫画の世界で影響力のあった作品と言えば、まず第一に挙げられるのが『からかい上手の高木さん』でしょう。 男子と女子の甘酸っぱいやりとりを描く作品はたくさんありますが、ギャグもこれといったストーリーもなしにその […]

艶やかさと羞恥のコントラスト『夜明け後の静』

恥じらいがなければお色気なんて感じない。 程度の差こそあれ、これは、男性向けのお色気を扱うあらゆる国産作品においての不文律でしょう。 大人向けでも羞恥モノがそれだけで一大ジャンルをなしていることを考えれば明らかです。 海 […]

素朴な欲求にこたえる工芸品 『なんでここに先生が?』の職人芸

一般誌のお色気ものと成人向け直球作品というのは、似て非なるものです。 例外はありますが、基本的に成人向けというのは行くところまで行った行為そのものをモロに描くこと、それ自体が存在意義です。 一部、凝ったストーリーラインの […]

足立哲の青春期モヤモヤの実質的原点『キラキラ!』

嫌いなタイプの異性にも関わらず、なぜか惹かれてしまうという、自分でもよくわからない現象に覚えがあるヒトは多いと思う。 もっとも、そういうのは一時的なものに終わることも多い。熱病みたいなものだ。 けれど、不思議と最初っから […]

萌えと感動ものの皮を被ったリアリティのある恐怖『CLANNAD』

CLANNADと言えば美少女系ブランド、Keyが放った作品群の中でも、とりわけ突出して人気の高い作品と言っていいでしょう。 ただ、そうした客観的な評価は抜きにして私個人の個人的な感想をいうと、この作品、二度と手に触れたく […]

小説特有のお色気をまんま漫画に『夜のおとぎ話』シリーズ

別記事でも触れましたが、お色気系の作家の中でもかつてと比べてとりわけ大きく変化した一人が、佐野タカシ氏です。 全体を覆うテイストがかつてと比べて別物と言っていいほど濃厚なものになっており、かつて読み込んだことのある方ほど […]

ズブズブの三角関係『うそつきパラダイス』の大胆すぎる展開

恋愛は倫理ではない。 よく言われる言葉ですが、実際、恋愛ほど常識や理屈が当てにならないものはありません。 実るかどうかはもちろんのこと、その持続性に関しても、残酷なまでに不条理です。 その不条理さの最たるものが不倫です。 […]

ハーレムものには実は平均以上の繊細さと丁寧さが必須なのではないかという話

ラブコメ作品を成立させようとしたとき、そこにはストーリー展開などとは別に、ひとつ大きなルールがあります。 それは、「惚れるまでの過程を納得いくものにしないといけない」ということです。 もちろん、実際の恋愛だって「なんでそ […]

あざとさとホンワカキャラの絶妙マッチング『秘書の仕事じゃありません』

4コマ漫画っていうとひと昔前は素朴そのもので、あってもちょっとした艶笑系くらいでした。 その当時に比べると、今は萌え系から割と本格的なお色気系までバリエーションも増えたもんだと思います。 雑誌などはむしろ、下手なストーリ […]