2000年代のインディーズムーブメント・初音ミク 更新日:2020年5月21日 公開日:2018年9月15日 趣味の音楽 昔からなんだけれど、わたしはインディーズ系のそういう音楽に目がない。 売れ線を完全に無視した、好き放題やりましたというノリがたまらない。 もちろんいくらインディーズでも売れるに越したことはない。 それに、実際裏では色々思 […] 続きを読む
艶やかさと羞恥のコントラスト『夜明け後の静』 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月14日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 恥じらいがなければお色気なんて感じない。 程度の差こそあれ、これは、男性向けのお色気を扱うあらゆる国産作品においての不文律でしょう。 大人向けでも羞恥モノがそれだけで一大ジャンルをなしていることを考えれば明らかです。 海 […] 続きを読む
まるで前衛小説!『占領都市』が描き出すカオス・ノワールとしての20世紀ニッポン 更新日:2020年5月21日 公開日:2018年9月14日 書評(フィクション・アート) デヴィッド・ピース氏というと、ノワール小説作家としては独特の文体が特徴的ですが、もう一つ知られているのがその日本文学への入れ込みようです。 芥川龍之介をマイフェイバリットに挙げるってのも、国内作家ならともかく、海外作家と […] 続きを読む
素朴な欲求にこたえる工芸品 『なんでここに先生が?』の職人芸 公開日:2018年9月13日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 一般誌のお色気ものと成人向け直球作品というのは、似て非なるものです。 例外はありますが、基本的に成人向けというのは行くところまで行った行為そのものをモロに描くこと、それ自体が存在意義です。 一部、凝ったストーリーラインの […] 続きを読む
ささやかな幸福のための実直人生論『幸せになる力』 公開日:2018年9月13日 書評(ノンフィクション・実用) ポジティブな人生論という奴がどうにも苦手だ。 根がネガティブな私は、文章の一つ一つになんとも名状しがたい抵抗感を感じてしまうからだ。 そんなにうまくいくわきゃないだろう、と。 クサいのはいいとしても、これだけはどうにも辛 […] 続きを読む
ロマンティックすぎ!『はつ恋』が描く、美しい失恋 公開日:2018年9月12日 書評(フィクション・アート) 恋愛というのは半狂乱になることと極めて似ている。 自分では冷静なつもりでも、判断力は極端に低下しているし、ただただ焦燥感だけが募る。 ハッキリ言って、楽しいものじゃない。むしろ辛い。 うまくいくかどうか、また、それを行動 […] 続きを読む
足立哲の青春期モヤモヤの実質的原点『キラキラ!』 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月12日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 嫌いなタイプの異性にも関わらず、なぜか惹かれてしまうという、自分でもよくわからない現象に覚えがあるヒトは多いと思う。 もっとも、そういうのは一時的なものに終わることも多い。熱病みたいなものだ。 けれど、不思議と最初っから […] 続きを読む
ローカル線廃線危機のお寒い現状『絶滅危惧鉄道2018』 更新日:2020年5月21日 公開日:2018年9月11日 書評(ノンフィクション・実用) 最近にわかに取り上げられるようになったのが、鉄道の存廃問題だ。 JR北海道の危機的状況があまりにもひどすぎたこともあってか、ここ数年では鉄道マニア向けだけではなく、一般記事でも頻繁に紹介されている。 そうした時流を敏感に […] 続きを読む
萌えと感動ものの皮を被ったリアリティのある恐怖『CLANNAD』 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月10日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) CLANNADと言えば美少女系ブランド、Keyが放った作品群の中でも、とりわけ突出して人気の高い作品と言っていいでしょう。 ただ、そうした客観的な評価は抜きにして私個人の個人的な感想をいうと、この作品、二度と手に触れたく […] 続きを読む
秘密基地の呪縛『恐るべき子供たち』 公開日:2018年9月10日 書評(フィクション・アート) 無秩序で社会性の欠片もない、子供たちの閉じた世界。 役に立たない秘密基地づくりのように、それは例え非生産的であろうと、快楽だ。 むしろ、あの心地よさは非生産的なんてことをそもそも知らなかったからこそしれない。 子供が生産 […] 続きを読む