子供向けだからこそ作れたメンタルタフネスの基本書『レジリエンス入門』 公開日:2018年9月9日 書評(ノンフィクション・実用) このブログでも紹介しているのであまり言えないが、根本的なところで私はビジネス書や自己啓発書の多くに対してあまり好感を持っていない。 読むこと自体は多いにも関わらず、である。 もちろん、存在意義を否定する気は毛頭ない。 名 […] 続きを読む
小説特有のお色気をまんま漫画に『夜のおとぎ話』シリーズ 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月9日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 別記事でも触れましたが、お色気系の作家の中でもかつてと比べてとりわけ大きく変化した一人が、佐野タカシ氏です。 全体を覆うテイストがかつてと比べて別物と言っていいほど濃厚なものになっており、かつて読み込んだことのある方ほど […] 続きを読む
美しき終局美学 太宰治『斜陽』 公開日:2018年9月8日 書評(フィクション・アート) 私事になるが、私は最初の就職で失敗した人間だ。 とはいっても、今時よくあるパターンのようにブラック企業だったというわけではない。 待遇面ではあまりよろしくない会社ではあったけれど、客観的に見て、それ以外の面ではむしろ相当 […] 続きを読む
ズブズブの三角関係『うそつきパラダイス』の大胆すぎる展開 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月8日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 恋愛は倫理ではない。 よく言われる言葉ですが、実際、恋愛ほど常識や理屈が当てにならないものはありません。 実るかどうかはもちろんのこと、その持続性に関しても、残酷なまでに不条理です。 その不条理さの最たるものが不倫です。 […] 続きを読む
元ヤン予備校教師が贈る最強のカンフル剤『お前はバカじゃない』 公開日:2018年9月7日 書評(ノンフィクション・実用) 受験生の皆さんには大人のたわ言と捉えられてしまうかもしれないけれど、受験というのは数字=点数ですべてが決まるという意味では楽な世界だ。 そこには例外は(出題ミスなどの根本的なエラーは除いて)存在しない。 だから、やったら […] 続きを読む
ハーレムものには実は平均以上の繊細さと丁寧さが必須なのではないかという話 公開日:2018年9月7日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) ラブコメ作品を成立させようとしたとき、そこにはストーリー展開などとは別に、ひとつ大きなルールがあります。 それは、「惚れるまでの過程を納得いくものにしないといけない」ということです。 もちろん、実際の恋愛だって「なんでそ […] 続きを読む
いい話を完膚なきまでにぶち壊し!料理モノの極北『人魚姫のごめんねごはん』 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月6日 コミック・アニメ感想(その他) 魚たちが仲良く暮らす海の中の世界。 クジラの王様によって統治されるその世界には、やさしい人魚姫がいました。 王様の一人娘である彼女は民に慕われていて、彼女の方も一匹一匹がお友達です。 ですが、そんな海の世界の平和を乱すの […] 続きを読む
クリエイティブとしてのスライド作成術『プレゼンテーションZEN』 公開日:2018年9月6日 書評(ノンフィクション・実用) 会社の仕事の中で、多くの人が意味を見出せないもののひとつが、会議でのプレゼンだろう。 日本の場合、根回しの方がむしろ重要だったりする場合が多いというのもその理由のひとつだけれど、プレゼン単体だけを見ても、それはおおむね退 […] 続きを読む
あざとさとホンワカキャラの絶妙マッチング『秘書の仕事じゃありません』 更新日:2020年8月1日 公開日:2018年9月5日 コミック・アニメ感想(恋愛・萌え) 4コマ漫画っていうとひと昔前は素朴そのもので、あってもちょっとした艶笑系くらいでした。 その当時に比べると、今は萌え系から割と本格的なお色気系までバリエーションも増えたもんだと思います。 雑誌などはむしろ、下手なストーリ […] 続きを読む
「魔法の箱」としてのPCの存在『デジタル・ワビサビのすすめ』 公開日:2018年9月5日 書評(ノンフィクション・実用) かつて、PCは「魔法の箱」だった。 「これ一台で何でもできる夢のマシーン」だった時代が、確かにあったのだ。 もっとも、時代が下り、その存在が一般化していくにつれ、そうした夢は色あせていく。 それはPCだけではなく、かつて […] 続きを読む